
一戸建て住宅の新築の際には新たなトレンドが生まれ、共働き世代が過半数を超える中、家族全員家事参加型の機能的な設計が注目されています。このタイプの一戸建てでは、キッチンがリビングの中心に据えられているものが多く、ランドリールームの工夫が目立つのが特徴です。この2か所には家事で苦労する場所が集約されており、家事の苦労が集中する場所とは調理や片づけのキッチンと洗面や衣類管理の洗面所とクローゼットになります。この2種類の家事負担を軽減する新築プランではキッチンや収納というハードの性能を高める以上に夫の家事参加を促す設計が注目されるのです。
現状では意欲の高いが家事に参加できていない夫というのが多く、問題解決のためには時間の制約がある中での家事の効率化つまり見える化したキッチンやランドリールームのある一戸建てということになります。例えば、キッチンは食器や台所用具を奥にしまいこまないスタイルにして引き出しやすいキャビネットにし、物の定位置が決まっていれば妻に効かなくても子供が配膳をして夫が食器洗いや片づけを手伝いやすくなるのです。また、浴室の隣の洗面所は少し広げてランドリールームとして、ここで衣服を脱ぎ、洗って、さらにほして乾いたらたたみ、また、夜洗いや室内星の時には専用エアコンで除湿や乾燥をおこなったり、その隣に家族全員の収納スペースがあれば衣類をすぐにしまえるので便利になります。クローゼットを各部屋に設けずに集約することは効率を高めるとともに家族の自立を促す新築住宅を手に入れることが可能になるのです。
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